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水ぼうそう(水痘)やおたふくかぜは、もらったほうが良いのでしょうか?

確かに、これらの病気にかかった人は高い抗体量を保っています。2回予防接種をしなくても十分な抗体量です。昔から、麻疹(はしか)、風疹(三日はしか)、水痘、おたふくかぜ、などは「二度なし病」といわれ、一度かかればもう、かかる心配はないでしょう。

それなら、病気にかかったほうがいいのでは?と思われるのも当然だと思います。ただ、これらの病気の合併症をまのあたりにしている者にとっては、かからないに越したことはないと強く思います。
若いご両親はご存じないでしょうが、はしか は昔、「命定め」と言われる病気でした。この病気を乗り越えられたら、元気な子供に育っていくという意味でしょう。

橋かは、肺炎などの合併症が多く、「奥飛騨慕情」をヒットさせた竜哲也さんは、幼いころのはしかの合併症の結膜炎で視力を失ったそうです。予防接種があれば、視力を失うことはなかったかもしれません。
自分が経験したところでは、麻疹や風疹、水痘による脳炎(脳や心臓など大事な臓器は感染から守られるように病原菌の侵入をできるだけ防ぐような構造になっていますが、麻疹や風疹、インフルエンザなどは侵入して来るものもあります。)、おたふくかぜの合併症の難聴、など、恐ろしい合併症をまのあたりにしました。

もちろん、副反応と思われる発熱なども経験しましたが、それほど重篤とは思われませんでした。
予防接種をしていても水痘やおたふくかぜにかかられた方もおられましたが、とても軽く済んでいた印象です。自分の子供たちにもできる予防接種はすべてしてきました。
ワクチン後進国と言われた日本もヒブ、肺炎球菌、子宮頸がんワクチンの定期化を実行し、諸外国から非難を浴びないよう、何よりも子供たちの健全な発育を願い奮闘努力しています。私としては、受けれるワクチンは、できるだけ受けたほうが良いと考えております。

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