マッサン見ていますか
NHKの朝の連続ドラマ、「マッサン」面白いですね!私は毎日見ています。朝の忙しい時間になかなか見られず、ビデオに撮って、仕事が終わってから見ています。
連続ドラマ初の外国人主役のエリーさんの頑張りや、ストーリーのおもしろさもあります。
でも、なんといっても、マッサンの「広島弁」が懐かしくてたまりません。広島にいて広島弁が懐かしいというのもおかしな話ですが、時代とともに、方言も変わってきています。
約30年前、浪人、大学時代と、東京で過ごしていた私は、長い休みには広島に帰っていました。広島駅に着いて「あー広島に帰って来た。」と思えたのは、耳に入ってくる「広島弁」でした。
それが、ここ数年、マッサンの話しているような昔ながらの広島弁はなくなってきたように思います。
「だからさ-」「そうだよ」は、30年前なら、「じゃけーねー」「ほーよ」と言われていたでしょう。広島以外の方や若い方には、マッサンの言葉はわかりにくいでしょう。
でも、心に響き、言いたいことがよく感じられる方言は、まさに「言霊」だと思います。インターネットや交通機関の発達で、東京が時間的に身近になり、各地の「方言」は使われなくなりつつあると聞きます。
広島弁も東京の人からは、「怖い言葉に聞こえる」と言われたことがあります。東京にいるときには、出来るだけ広島弁を使わないようにしていた私でした。
でも、これこそ、言葉の持つ力ではないかと感じ、関西の芸能人の方が全国放送で関西弁を堂々と使っているように、方言はどんどん使って行こうと考えている今日この頃です。



