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オバマ大統領の演説について その2

オバマ大統領の演説はとても素晴らしい物でした。

中国新聞によると、ローズアメリカ大統領副補佐官が自身のブログで、
「何度も演説(の草稿)を書き直していた。」
「大統領自らが何度も何度もご自身で推敲されて、演説された物だ。」
と、発表されていました。

新聞では、原稿の写真が載っており、
「オバマ大統領が斜線を引いて、原稿を一生懸命書き直されている所に、
言葉選びに熟慮の跡。」と、新聞には書いていました。

ローズ氏が言うには、オバマ大統領は、
かつて戦火を交えたベトナムや日本で温かい歓迎を受けた事に触れていました。

ベトナムを訪問した後、伊勢志摩サミットに入られたオバマ大統領でしたが、
そこで「ホーチミンの若者や、広島で大統領に出会った被爆者たちの中に、
我々と共通の人間性を見出すことは難しくない」と、とても心動かされ、感動されたようでした。

また原爆慰霊位に献花してから原爆ドームに行く間に、
安倍首相に謝意し、「これからが本当のスタートだ。一緒に頑張ろう。」
という言葉をかけられたそうです。

しかし残念ながらオバマ大統領の任期は、あと7ヶ月しかありません。
核なき世界を実行するには、任期の期間中までにはとても難しい事だと思います。

2009年にプラハで『核なき世界』という演説をして、
ノーベル賞を受賞したオバマ大統領でしたが、今はそれを実現はできていません。

ただこれからも、戦争や核なき世界を強く、強く突き進めていって欲しい。
そして、私達も、温かい朝ごはんを食べ、家族団らんを楽しめる家庭を作っていかなければならないと、
強く感じている今日この頃です。

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