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インフルエンザの流行が続いています。

「え!?広島が2位!?」

と、思わず声を出したくなるデータが出てきました。

先週の記事でもお話した薬局サーベランスを定期的にチェックしているのですが、広島県は人口1万人あたりのインフルエンザの患者さんが、約150人おられます。

サーベイランス

(※薬局サーベイランス より引用)

数だけ見ると少ないように感じますが、1番多いのが北海道の200人なんですね。
そして、その次に広島が来ているのです。これには大変驚かされました。

人口が多く、人ごみの多い、東京や大阪よりも多いのです。
全国でも150人に到達している県は全国的に見てもかなりの流行だと感じています。

「いつになったら流行が止まりだすのだろう。」と、気を揉んでいる日々が続き、早く収まって欲しいと願うばかりです。

現在、当院でインフルエンザに罹患している人の割合としては、A型が20~30%、B型が70~80%の割合を占めています。

A型B型の症状はあまり変わらないのですが、B型の方が、少し抗インフルエンザ薬の効きが悪いような印象があります。

何故ならインフルエンザウイルスが体内に侵入してくると、A型はだいたい5日、B型は6日間ほど、体内に生息するらしく、少ししつこいのです。

現在の抗インフルエンザ薬は、ウイルスを直接やっつけるというよりも、ウイルスの増殖を抑えることが、作用機序となっているので、B型の方が、薬の効きが悪いように思うのかもしれません。

悪いことを考えれば、B型が終息していくと、今度はA型が勢力を伸ばしてくるかもしれません。

当院でも・・・
・B型に感染し、せっかく治ったにもかかわらず、今度は1週間後にA型にかかった患者さん
・AとBに同時にかかられた患者さん

が、いらっしゃいました。

特に同時にかかられた方は症状も熱が40℃ほど出て、AかB単独でかかるよりかは少し重いように感じました。

その方はその後、5日間のタミフルを飲んでもらって、解熱をされました。

やはりAもBも両方かかることがありますので、もし今週ピークを迎え、これからB型が減ってきたとしても、まだまだ予断は許せません。

いつも言っているように、予防するには十分な睡眠、規則的な生活を心がけましょう。

そして手洗いうがいをし、また最近は顔についた菌を落とすために洗顔をするのもいいと思います。

“予防に勝る治療はなし”です。
しっかり予防し、感染を防いでいきましょう。

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