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急性胃腸炎(嘔吐下痢症)にご注意を。

12月が近づき、めっきり朝夕冷え込んできましたね。

冷え込んできたことで、風邪の患者さんも増えてきましたが、
実は急性胃腸炎(嘔吐下痢症)の方もとても多くなってきています。

「気温が5度以上低下すると、急性胃腸炎の患者さんが増えてくる。」
と、ある先生がおっしゃっていましたが、確かに私もそのように思います。

先週の半ばから冷え込んできて「夜中に急に戻して、夜、眠れませんでした。」という、幼児の方が多くなりました。
ノロ、ロタ、アストロ、エンテロ、アデノなどのウイルスが暴れているようです。

幼児の方の中には、1回嘔吐しただけで、下痢もなく済む方もいれば、
重たい症状になる方もいます。

例としては、夕飯を食べてから少し食慾がないなと思っていたら、
夜の10時ごろから急に嘔吐しはじめて、翌朝の5時ごろまで嘔吐が7,8回続いてしまう。

更に落ち着いて「やっと寝るれるか。」と思ったら、
今度はオムツからはみ出るような水様便が始まってしまい、

何とか水分を戻さなくなったと思たら、今度はおかゆを食べるとすぐにおなかが痛くなり、
すぐに下痢になってしまうという方もいらっしゃいます。

これが典型的な嘔吐下痢症だと思います。

嘔吐は約12時間、下痢は3歳以下のお子さんは約1,2週間、
3歳以上でも4,5日続くことが多くみられます。

先ほども書きましたように、軽症で済む方から、
点滴を必要とするような重症な方もおられます。
ただ、この差がなぜなのかよくわっていません。

治療や感染経路は、以前当ブログでもお話した、

便口感染について」(2014年11月25日)や、

ノロウイルスの予防法や、嘔吐物の処理について」(2015年11月07日)

そして、ホームページのトップページの「夜間や休日の緊急治療について

お子さんが具合の悪くなって初めて読むと、
どうしても内容がしっかり頭に入りにくいかと思います。

ですので、これらを時間がある時に読んでいただき参照していただけましたら幸いです。

更にこの時期になると、嘔吐下痢症だけでなく、
せき込んで嘔吐するお子さんも多くなります。

老婆心ながら、お子さんが急に嘔吐しても布団を汚さないためにも、
洗面器を用意してお休みになることをお勧めします。

いざという時の準備を整えておくことはとても大切です。

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