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頑張れ、保育園の新入生!

5月も後半になり、どんどん夏のような天気になってきましたね。

天候的にも梅雨入り前ですが、綺麗な青空も続き、
とてもよい季節だと思います。

また、この時期は病気の方も少なっている季節ですが、
ただ4月から保育園に入られた1歳前後のお子さんは、
よく熱を出したり、お腹を壊すことなどが増えてきます。

朝元気に保育園に行ったはずが、急にお母さんの職場に保育園から、
「迎えに来てください。」と、電話がかかってくる事も、多くあると思います。

こんなにいい季節なのに、「なんで私の子だけが、こんなに呼び出されるのか。」と、
思っているお母様方も多いのではないでしょうか。

今年度、産休が明け、お母さん自身も仕事に復帰され、
なかなか慣れない環境で、ご自身の体調管理も大変だと思います。

そこへ、お子さんの事で電話がかかってくることは、
とてもストレスになると思います。

今の日本では、どんどん職場に復帰するように言われていますが、
なかなか現状では難しい部分があると思います。

と言いますのも、1歳までは家庭で本当に大事にされて育ちますが、
急に集団の中に入ると、今まで会ったことのない病原菌と接することがあります。

その病原菌と戦うためには、どうしても発熱をしたり、
下痢をして病原菌を体内から出したりすることが、必要となります。

実は私も4月の下旬にある保育園に検診に行きました。
そこでの検診は100人の予定だったのですが、当日は80人となっていました。

そしてお休みの20人は、ほとんどが1歳前後の方ばかりでした。

これまではお父さんやお母さんに大事に大事に育てられたお子さんが、
集団生活に入れば、発熱や嘔吐や下痢などの病原菌をもらったり、
あげたりすることは、当然なことなのかもしれません。

しかし、これからの人生集団生活に入って、社会生活を営んでいくには、
これらのハードルを越えないといけないと思っています。

そのため、このような免疫力をつけるには、
やはり集団生活は、必要なものだとは思われます。

ただ、仕事復帰されたお母さんにとっては、
お子さんの事も心配で、自分の体調もなかなか管理が難しく、本当に大変だと思います。

しかし、お子さんは、年々抵抗力をつけていきます。

私の印象では、夏を過ぎる頃になれば、保育園などの集団生活に、
徐々に順応できるようになります。

例えば、1歳で嘔吐下痢症にかかってしまえば、
下痢は1~2週間続くことも稀ではありません。

しかし3歳を過ぎれば、
下痢などが3~4日すれば、だんだん止まってくるようになっています。

これは、まだ腸の成長段階にあるためです。

3歳になると、大人と同じぐらいの乳酸菌が、
腸の中に、産生されるのですが、それまでは、まだ成長段階であり、
乳酸菌が充分に増殖してないためだと思われています。

今は、とても辛い毎日かもしれません。

ですが、お子さんは本当に1ヶ月毎に、だんだんと抵抗力をつけていき、
たくましく成長していきます。

ぜひ、お子さんのそんな姿を思い浮かべて、
頑張っていただければと思います。

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