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夏休みの自由研究で賞を取るには

natuken

夏休みの宿題の自由研究を子どもにいかに取り組ませるか。このことは、保護者の方にとって本当に頭が痛いところだと思います。

自分のことを振り返ってみても、40日の間にうまく結果が出るようなテーマやら題材やらをどのように選ぶかは、とても難しかった記憶があります。

研究そのものにかける時間は、10日ぐらいで終わるものがいいのではないかと、3人の子どもを育てて思います。ただ、まとめに要する時間も別にかかります。
10日間研究して、10日間でまとめる。このあたりが目安としていただけるところかと思います。

こういってはなんですが、賞をもらうような高い評価を得られる自由研究は、どれだけ研究の成果をうまくまとめられているかということが大きく関わっていると思います。

一般によく見かける自由研究では、パソコンできれいなグラフを描いたり、デジカメによる写真を使ったりということがあるように思います。

ですが、できれば自分の手でスケッチを描いたり、手書きのものを使う方が、手間暇はかかりますが高い評価を得られると思います。

実のところ、研究自体の成果そのものは、あまり評価には関係しないかもしれないと、個人的には思っています。

自分の今までしたことを振り返ってみると、賞状が貰えるような研究は、内容のまとめ方、体裁をしっかり作ることができたものでした。

それに加えて、記録そのものは子どもにすべて書かせ、自分の力でやりとげたということが読んだ人に分かるように伝わるようにしていました。

自分の力で研究を進めている、ということが研究を審査した先生方に伝わること。
これが先生方の高い評価を得るように思います。私の正直な感想です。

実際の作業は、やはり大変でした(笑)。

私の仕事は朝から晩まで研究の間の10日間つきっきりになることでした。

子どもと一緒オジギソウの葉の成長や、メダカの受精、朝顔の葉っぱに、銀紙を貼ったりした光合成の研究などです。

親御さんはつきっきりになるかもしれませんが、子どもと、「なぜ、こうなるのか」「じゃあ、どうしたらいいか」ということをじっくり話し合うことが大切だと思います。

研究の進め方、方向性をうまく導いてあげて、それを上手にまとめることが上手な研究発表の近道だと思います。

実験や観察が失敗するとそこで終わってしまうので、10日間ぐらいのスパンでずーっと、追求できるものが長さ的にちょうどいいのです。

そして、その実験結果を受けて、まとめるのにまた10日ぐらいかかることも頭に入れて研究を進めるといいと思います。

まとめ方の出来いかんによって、県知事賞とか市長賞とか、もらうのが決まっているとさえ思います。

自分でどのように考えて、どのように解明していったかが分かるような研究が、やはり評価は高くなるのではないでしょうか。

インターネットを使えばいくらでも子供が不思議に思っていることの「答え」が検索できる現代です。

だからこそ、研究のまとめにはできるだけデジカメを使いたいところですけれど、自分の力でスケッチした方がいいと思う理由がここにあります。

まとめに関しては女房がすごく手伝っていました。子どもが書いた記録も女房が口頭で言って、書いているようなものなので、10日間は、つきっきりになっていたように思います。

まとめに10日もかかるのか?と思われるかもしれません。
でも、観察をまとめるには、とても時間がかかるんですよ。

  • 次、章立て、表紙、インデックスなど体裁部分を美しく整える。
  • 見栄えのよい絵をていねいに書く。
  • 観察したことをていねいにスケッチする。
  • ていねいな字で書く。

だから、いい研究でいい評価を得ようと思ったら、実験10日、まとめ10日の半分半分の時間配分を考えるといいものができると思います。

今の時代、インターネットを使えば、天気の変化とか、温度の変化とかなどはすぐ調べられます。

自由研究はそういうものを使うのではなく、自分の五感を使って、自分の頭をフルに使って考えて、自分の目で観察をしたりすることが大事なんだろうと思うのです。

自分で実践してみる、自分で観察してみる、自分でまとめる。
この3つが揃えば、難しいことかもしれませんが、いい研究になると思います。

それを全部サポートするのは、やっぱり保護者のみなさんです。

一番参考になるのが、去年の最優秀賞とか、都知事賞とか、文部科学大臣賞の実物です。
それを直接みてみると、どのようにまとめたらいいかが一目瞭然でよく分かるはずです。

今年の夏こそ時間を取って、親子の絆を深めながら自由研究の楽しさ、魅力を発見していただければ、と思います。

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