ホーム > 院長室から > 受験シーズンに思う

受験シーズンに思う

先日はセンター試験が行われていましたね。
今年は雪が降った所も多く、受験生の方々はとても大変だったかと思います。

そして、いつも寒い受験シーズンになると思い出すことがあります。
それは、私が大学受験に失敗し浪人してしまったときのことです。

それまではただ勉強していれば、
また勉強しなくても学校に出席していれば高校卒などの資格が得られました。

同じ世代でも、立派に仕事をして社会生活を送っている人もいるのに、
ただ浪人生となると、いくら予備校に行っていても、ただ勉強するだけで大学に合格できなければ、
親に迷惑をかけながら、ただ無駄に時間を過ごしているのに過ぎないと感じていました。

大学生と言う資格を得れば、社会の一員として認められていると思いますが、
大学に合格できなければ全く社会的には何の資格もない自分がいることを感じていました。

この状況は、それまで18年間生きてきて、
経験したことがない、とでもあやふやで、自分は一体社会から見ればどんな存在なのだろうといつも思っていました。

だがらこそ、このあやふやな状況から一日でも早く抜け出すためには、
とにかく大学に合格し、大学生と言う資格がなければダメということが痛いほどわかりました。

なんとかこの状況から抜け出すためには、学力をつけて目標とする大学に合格するしかありませんでした。

それまで中途半端な学生生活を送ってきましたが、
早く社会的に認められる存在になろうと一生懸命勉強したことを思い出します。

逆境からか立ち直るためには、ただただ勉強するしかないと、
そしてそれが今の自分の与えられた仕事だと思い勉強に励んだ記憶があります。

浪人生ですから勉強するのは当たり前ですが、
10代の多感な頃、逆境を力にして何とかそこから向け出す方法を生まれて初めて自分ながら学んだ気がします。

当時は本当に不安で この先はどうなるかがあろうかと思いましたが、
今になってみれば逆境を抜け出すためにはどうすれば良いのか初めて経験したように思います。

幸運にも1年でこのような状況から抜け出すことができましたが、
今でもこの不安な状況よく 夢に見ます。

そしてこれまでも、いろいろな逆境に陥った時の糧(かて)となっています。

この経験を生かして医学部に入ってからも国家試験に合格しなければ全く意味のない人間になってしまうと思い、
とにかく勉強に励み国家試験に何とか合格できました。

人生で初めて、逆境を糧にしてそれを良い方向に向けて生きていくという当たり前の生き方が少しは学べたような気がします。

もちろん、浪人生活を送らないことがベストで、浪人生活1年間は本当に不安との戦いでしたが、
今思えば人生勉強の1つだったかなぁと思える今日この頃です。

にほんブログ村 地域生活(街) 中国地方ブログ 広島県情報へ にほんブログ村 健康ブログ 病気予防へ