オバマ大統領、ようこそ広島へ。
5月11日に、伊勢志摩サミットが終わった後、
オバマ大統領が、広島を訪問することが正式に決まりました。
アメリカの大統領が広島に来るのが、これが初めての事だと思います。
オバマ大統領自身も、アメリカ国内では、いろいろな政治的な問題があるにも関わらず、
広島を訪問を決めてくれた事は、とても勇気のある行動だと思います。
「原爆投下によって、戦争は早く終わった。」と、
アメリカ人の半分の方々がそう思っているというアンケートを見た事があります。
これが正しいのか、正しくないのか。
私には全く判断する力はありませんが、
ただ、やはり人道を外れた行為ではないかと思っています。
決して正当化していいものではないと思っています。
オバマ大統領が広島に来られるきっかけを作ったのは、
ケリー国務長官が、平和記念資料館を見て、
心を強く動かされたからだということです。
ケリー国務長官が広島を訪問した事自体は、
あまりアメリカでは話題にならなかったようですが、
オバマ大統領は、広島に一度訪問した方がいいという社説が、
ニューヨーク・ポストなどの有名誌に出ていたそうです。
私は、被爆二世という立場にありながら、
オバマ大統領の広島訪問を、本当に心から喜んでおります。
そして、是非平和記念資料館を見ていただきたいと思います。
本物を見るのと、書物でその悲惨さを知るのとでは、
感じ方が全く違うと思います。
資料館を見られた大統領は何を思われ、
どのような演説をされるのかと、期待しているところです。



