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どんな病気が学校で流行していますか?

現在、広島の方では、溶連菌感染症が流行しています。
また少人数ですが、インフルエンザB型の患者さんもいます。喘息の人も多いようです。

昔、溶連菌は、梅雨入りの時と秋の初めに流行することが多かった病気です。
でも、最近は住宅環境がよくなったせいなのか、どんな気候でも生き長らえることができるようになり、どの時期にも見られるようになりました。
特に、今年の溶連菌の流行は、例年に比べると著しく多いと思います。

また今年の冬は、インフルエンザA型が大流行しました。春休みになり流行が終わったかと思ったら、最近はインフルエンザB型の人が、日に1人か2人来院されます。
春休みが終わって、インフルエンザB型が流行しなければ良いなと思っています。

Q どのような対策法がありますか?

基本的には、手洗いやうがいと十分な休養をとることです。
春休みには、花見や仮面ライダーショーなどの楽しいイベントが多いですよね。
このような、子どもがたくさん集まる場所では、流行することが多いのです。
そこで、イベントに行った後には、特に十分な手洗いとうがいをする必要があります。

そろそろ学校が始まる時期ですね。
学校ではクラスに1人でも病気になった生徒がいると、たちまち流行するので手洗いやうがいと十分な休養をとるようにしてください。

新学期のお子さんは緊張しているので、抵抗力も弱まります。
また、春休みに規則正しい生活ができなかった人も抵抗力が弱まるので、十分な注意が必要です。

今年は喘息、咳や鼻水が出る人も多く来院されます。天候不順で気温差が激しく低気圧がくると、気管支や鼻の粘膜が刺激され、咳や鼻水が出るようになります。

対策としては、やはり手洗いやうがいと十分な休養をとることです。風邪をひいたら必ず悪化するので、マスクをして気温差をできるだけ避けように工夫してください。

Q もし溶連菌感染症にかかったら、どのようにすれば良いですか?

溶連菌感染症は、通常の風邪とは異なる喉の痛みが特徴です。
溶連菌感染菌があるかどうかは、迅速検査をすれば5分ほどでわかります。

溶連菌は扁桃腺が大好きな細菌です。
扁桃腺の大きい時期の3~10歳までのお子さんが感染しやすいと言われています。
大人でも扁桃腺の大きい人は、感染することがあります。

お父さんやお母さんの扁桃腺が大きい場合には、お子さんの溶連菌が感染する可能性があります。大人の場合には、内科で受診されれば問題ありません。

Q インフルエンザにかかったら、どのようにすれば良いですか?

インフルエンザも同じように迅速検査でわかります。
発熱してから24時間くらい経ってから検査するとよくわかります。
検査も進化しているのですが、ある程度ウイルスが増殖してからでないと検出できません。

でも、初発症状は通常ではでない39~40近くの発熱と全身の痛みなど、通常の風邪とは違うのが特徴です。中学生までのお子さんでしたら、小児科を受診してください。

Q 喘息や風邪になってしまったら、どのようにすれば良いですか?

春先の風邪の症状は、喘息のようなゼーゼー、ヒューヒューというような呼吸音を伴う咳や眠れないほどの鼻汁や鼻づまりが特徴です。また、アレルギー鼻炎などを併発している可能性もあります。

夜中に目が覚めることなく、ぐっすりと眠れるようでしたら、学校に行っても大丈夫だと思います。

でも、夜中に何回も目が覚めるようでしたら、小児科で受診してください。
また、鼻の症状がひどい場合には、耳鼻科で受診することをお勧めします。

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