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「勉強」はお好きですか?

どうして勉強しなければいけないのか、50年近くも前、小学校に通えず、1-2年と腎臓病で病院のベッドで安静にした生活を強いられていた私は疑問に思っていました。

漫画とテレビに囲まれ、いろんな学年の子供と友達になり、ここで文字を覚えました。小学校から送られてくる教材は全く手をつけず、というか、全く分かりませんでした。でも、「病院の中」という限られた場所では、親の助けもあり、生活に困ることはありませんでした。

今は、長期入院の小、中学生は、院内学級といって、病院の近くの学校の先生が病院に出張してきてくれます。授業を行い、その学校に転校して、出席していることになる素晴らしい制度ができています。特に公立高校を受験する時に出席日数が足りない場合や、内申書の点数など、入院していても不利にならないよう工夫されていると思います。

さて、小学3年生から本格的に学校に通い始めた私には、驚きの連続でした。九九や小数、分数、割合、日本地図、太陽の動き、漢字、カタカナ、ハーモニカ、音符、給食、などなど、知らないことばかりでした。「病院」という限られた空間では困らないことが、実際の社会では、たくさん待っていました。

買い物に行って、お金を払いおつりをもらう、右や左に曲がる、北に行く。。。よく理解できませんでした。やはり社会に出て、その歯車として働き、賃金をもらって暮らしていくには、最低限、中学の知識は必要だなとしみじみと考える今日この頃です。

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